第三章:第三の名前と共存の音「さて、どう解決したものか…」 アオは頭を抱えながら、シマの街の、言葉が生まれる場所とされるコトノハの木の下に戻ってきた。 彼は言霊をそっと撫でながら、君は、どちらの親にも受け入れてもらえないのか…、と呟いた。 その時、ふと、アオは考えた。 ナゾは答えを探し、マイゴは居場所を探す。 二つは相反するようで、実は深く繋がっているのではないか? ならば、これでどうだ。 ペンをとり出すと、コトノハの
第二章:意味の審判者たちアオは、この謎語を救うため、言葉の魂の故郷である大いなる泉へと向かった。 そこには、意味を司る「審判者」たちがいる。 まず初めにアオが会ったのは、【謎(なぞ)の審判者】。 全身が霧のようにゆらめき、その声は洞窟の奥から響く反響音のようだった。 「その言葉は、私の子だ。言葉とは本来、頭を使って解くべきパズルであるべきだ。人を試すために生まれた。すべてを語らず、すべてを問いかけるのがその役目。しかし
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